車を売却するときに迷うのが、カーナビやオーディオといった電子機器のパーツを外すのか、そのまま売るのかというポイントでしょう。
今回はそんな車を売る際のカーナビの処遇について書いていきます。
具体的には・・・
- カーナビは外さずに売った方がいい?
- カーナビは純正品にもどした方がいい?
- カーナビが故障してるけど高く売る方法はある?
上記のような方に向けて書いていきますが、先に結論を言うと『こまけぇこたぁいいから車ごと売っちまえ!』ということです。
そのあたりの理由も詳しく書きますね。
機種や年式・タイプで見るカーナビの査定への影響度
結論として、カーナビはつけたまま売ってしまう方が良いです。
カーナビの種類によって査定への影響度合いは違いますが、故障をしていない場合は基本的に査定にプラスになります。
タイプ | 機種 | 当・1年 | 2・3年 | 4・5年 | 6年〜 |
インダッシュ | HDD | 100 | 80 | 60 | 40 |
DVD | 70 | 50 | 30 | 20 | |
メモリー | 40 | 30 | 20 | 10 | |
外付け | HDD | 80 | 50 | 30 | 10 |
DVD | 50 | 30 | 10 | 0 | |
地デジ対応加点 | 20 | 20 | 10 | 10 | |
ツインモニター加点(1台) | 40 | 30 | 20 | 10 | |
カメラ類 (フロント・サイド・バック)各1個 | 10 |
※1点 = 1,000円
上記の表を基準として、実際のカーナビの機種などを含めていくらプラスされるかが決まります。
例えば購入初年度のインダッシュタイプのHDD付きカーナビであれば、100点の加点がされます。
また、6年以上経っているものであっても40点の加点がされるので、カーナビがあるというだけで十分プラスには影響します。
また、HDD対応であれば査定への影響は比較的高いようですね。
反対にメモリーは年数の下がり幅が少ないものの、もともとの評価が低いようです。
注意
以下が、おもな減点対象です。・ 故障:30点の減点
・ 地図ソフト(DVDメディア)の欠品:20点の減
・ 地図ソフト(CDメディア)の欠品:10点の減点
・ メモリーカード等の欠品:10点の減点
・ リモコンの欠品:5点の減点
・ 取扱説明書の欠品:3点の減点
※:1点 = 1,000円
あなたの車を高価買取
種類によって売却時のカーナビの取り扱いは変わる
- 純正インダッシュ型ナビの場合:絶対に取り外さない
- 社外インダッシュ型ナビの場合:時々の相場に検討が必要
- 社外外付け型ナビの場合:どちらでもOK
純正or社外、インダッシュor外付けで車を売る際のカーナビの対応は変わります。
メーカー純正品のインダッシュ型ナビは絶対に取り外さないこと
絶対に取り外すのはやめましょう!
メーカー純正品の場合、その車専用に組み込みされているので、取り外すのは損です。
というのも、車をトータルで見たときに、なるべく購入した時と同じ状態の方が査定額は上がりやすいからです。
インダッシュ型の純正品が組み込まれているようであれば、必ずそのまま査定に出しましょう。
補足
インダッシュ型の社外ナビは時々の相場で検討が必要
社外ナビはパイオニアやパナソニックなどの、車メーカーではないメーカーがリリースしているカーナビのことをさします。
純正品とちがって、ハイスペックで多機能なのが特徴で、その割に純正品よりも安い物があったりしますね。
社外ナビは、純正品に比べて売却時の査定額の影響は少なくなりますが、プラスにはなります。
そのため、外して売るかそのまま売却かで検討が必要です。
外付け型の社外ナビの場合
取り付け取り外しが簡単な外付け型の社外ナビ。
電源もシガーライターなので、扱い易いですよね。
ただ、外付けの社外ナビは査定に全く影響しません。
車を売却するにあたって、実車査定の際に外付けカーナビ分をプラスするよう交渉してみる価値はありますが、プラスにならなさそうであれば取り外して売却してしまいましょう。
カーナビは基本的に純正品が一番査定にプラスに影響します。
反対に社外ナビの場合は、時々の機種の人気が影響するので、都度調べるのが良いですね。
ただ、正直『こまけぇこたぁいいからそのまま売っちまえ!』というのが本音です。
次はなぜそのまま売るのがベストなのか?について書いていきます。
カーナビは型や種類に関係なく車ごと売るのが正解
なんだか雑な説明になりましたが、カーナビは車ごと売るのが正解です。
- カーナビ自体の規格が新しくなっていく
- 取り外しを自分でやるにも業者に依頼するにもお金や傷のリスクがある
- そもそも車の買取額は売り方の工夫で決まる
上記の3つの理由があるのですが、それぞれ説明していきますね。
カーナビ自体の規格が新しくなっていく
既存の電子機器と同様、カーナビ自体もどんどん新しくなっていきます。
90年台初頭にGPS形式になってからDVD→HDD→SSDと進化してきました。
当然中身も変わってきており、最新のものかそれに準ずるものでないと、正常に動かないことも考えられます。
このように規格がどんどん新しくなっていくため、車を売る(乗り換え)時に新しいものにバージョンアップしていくのがベストなのです。
取り外しを自分でやるにも業者に依頼するにもお金や傷のリスクがある
仮にカーナビの取り外しを自分でやったとして、もし傷でもつこうものならその時点で買取額は減額決定です。
また、業者に依頼して外してもらうにしても工賃がかかりますし、工賃をペイできるかどうかはわかりません。
そのため、基本的には取り外しをせずにそのまま売ってしまうのがベストだと言えますね。
そもそも車の買取額は売り方の工夫で決まる
車を売る方法は3つあり、この売り方によって実際に買取金額というのも変わってきます。
主要な売り方としては、車を下取りするディーラー・町の買取店・それと一括査定ですね。
このディーラー&買取店と一括査定では車の売却の方法が大きく違い、その違いが価格に大きく影響します。
車を売る際の下取り・買取と一括査定の大きな違い
例えば買取店やディーラーの場合、相手と1対1のやりとりとなるため、相手の言い値で車の売却額が決まります。
そのため、言い値で納得してしまった場合、それが本当に相場の最高額かどうかはわからないのです。
では一括査定の場合はというと・・・
一括査定の場合はサイトを通して複数業者に査定を依頼します。
各業者は車を買い取った後、再販することで利益を得ているので、必然的にあなたの車を自社で買い取ろうと競争になります。
そのため各業者が競争した結果、売却額がどんどん上がり、結果としてあなたの車が高く売れるということですね。
このように、一度査定に出せば価格競争が起きて買取額が上がりやすいというのが一括査定の一番のメリット。
次はこの一括査定サービスで当サイトおすすめのサービスをいくつか紹介しますね。
愛車を高額で売却可能な
一括査定サービスランキング
1位 ナビクル車査定
ナビクル車査定のポイント
- 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
- 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
- 運営元がJPUCという業界の健全化を目指す団体に所属
- 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可
ナビクル車査定は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。
一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。
そのため、どんな車であっても不用意な買い叩きはありえません。
車の売却に安心感を求める方はナビクル車査定で決まりです!
2位 ユーカーパック
ユーカーパックのポイント
- 買取業者からの営業電話が全くない。
- 最大2,000社がオークションに参加するので、買取額が上がりやすい。
- 車両情報のみで買取額が決まるので、個人情報が業者に流れない。
ユーカーパックは一括査定と違い、オークション形式の車の買取サービスです。
一番のポイントは、一括査定でよくある買取業者からの営業電話は一切なく、連絡はユーカーパックからのみ!
最大で2,000業者がオークションで競うので、ニーズが限定的な改造車であっても買取手が見つかりやすいのがポイントですね。
個人情報の取り扱いに敏感なかたでも安心して利用できるのがユーカーパックの魅力です!
3位 カーセンサー
カーセンサーのポイント
- 事故車の買取も他サービスに比べて積極的。
- 希望時間を伝える項目があるので、仕事の時間などを避けてやりとりが可能。
- 住まいの近くの買取業者から、複数者を競争させることができる。
- 運営会社が大手リクルートグループのため、安心して売却ができる。
カーセンサーはあの上場企業であるリクルートが運営する一括査定サービスで、事故車や商用車も査定してくれます。
また、ワケアリ車の買取に積極的な業者も登録しているので、傷や凹みがあって不安・・・という方はカーセンサーがおすすめです。
登録は90秒で完了、仕事の合間や終業後など、時間指定ができるのも魅力ですね!
ワケアリ車を安心して売りたい時はカーセンサーがおすすめですよ!
初めて車を売る方は「ナビクル車査定」がおすすめ
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また、ナビクル車査定は運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした業界団体に加盟しています。
そのため不用意な買い叩きをする悪質業者はおらず、初めて車を売る方には特におすすめですよ!