結婚してから車に乗らなくなった。
仕事を変えて電車通勤になったから車に乗らなくなった。
車を手放すとなると、なんだか大変そうでめんどくさがってそのまま放置・・・
また乗るかもしれないし・・・と自分に言い聞かせてそのままという方もいますが、乗らなければ手放した方がいいのです。
今回はそんな「乗らなくなった車」の売却について、車を持ち続ける弊害やリスクを含めて書いていきますね。
具体的には以下のような人に向けて書きます。
- 最近乗らなくなったし持ってても仕方ないけど売った方がいいのか?
- 中古車を譲ってもらったけど乗らないから売りたい
- 引っ越ししたけど(するから)乗らないから売りたい
- 車検を更新してなくて(できなくて)乗れないから売りたい
目次
乗らない車を持つことでかかるランニングコスト
さて、車を持つことでかかるランニングコストですが、私の場合年間で以下のようなコストがかかります。
- 車検代:約7万円
- 自動車税:約4万円
- 任意保険:約6万円
- 駐車場代:24万円(2万円×12ヶ月)
合計:約42万円
全く乗らずに、駐車場においてあるだけでもこれだけの費用が年間通してかかってきます。
改めて文字に起こすとなかなかの金額ですね・・・。
各項目の費用は人によって違うと思いますが、どの人も概ねこのぐらいは維持費として毎年かかっていると思います。
たまーに乗るとすると、ここにガソリン代や洗車料などかかってくるので馬鹿になりませんよね。
車を持つとなるとどうしても維持費は発生するのですが、コスト意識を持たずになんとなく持っているとそれだけで損をしてしまいます。
損をするのはコスト面だけではありません。
車自体も長期間放置していることで、様々な弊害があります。
つぎは長期間放置することの弊害について書いていきますね。
こんなことが起きるの!?乗らない車を長期放置することの弊害
車は放置していると、それだけで劣化が進んでいきます。
エンジンやバッテリーなどもそうですが、タイヤも放置していると樹脂が劣化したりと、車のあちこちでガタがきます。
ここでは代表的なパーツごとにどういった弊害が起きるかを書いていきますね。
そもそもエンジンがかからない
オイルが劣化してエンジンがかからなくなります。
またサビが固着して、エンジン音がおかしいといった症状が出ます。
野外の駐車場の場合は、雨風や季節の寒暖差で尚のこと劣化が早くすすむでしょう。
一度エンジンが故障すると、車種によっては修理に20万円以上かかるケースもありますし、車自体の価値が大きく落ちます。
ただ乗らないだけで・・・となるかもしれませんが、エンジンは常日頃から動かすことでコンディンションを保つので仕方ない部分もあります。
自然放電によってバッテリーが上がってしまう
バッテリーはエンジンを動かすことで充電されるので、1ヶ月以上乗らない場合は自然放電によりバッテリーが上がってしまいます。
こうなるとバッテリーの交換が必要ですし、当然買い取りに出すにしても価値は下がります。
地面と接地するタイヤは特に劣化が早い
タイヤは樹脂でできているためアスファルトと接地していると、タイヤとアスファルトの両者間で樹脂成分が移動して劣化が早まります。
放置しているとずっと同じ面が地面についているので、この樹脂成分の移動が促進されて劣化が早まるという理屈です。
野外で保管する場合は外装の色落ちも
野外で保管する場合、直射日光により日焼けして色落ちが発生します。
屋根のない駐車場に保管している場合、夏季の間ずっと放置していると色落ちしている可能性が高いです。
主に代表的なところを書きましたが、車は動かすことでコンディションを保つので、放置しているとなるとあちこちで劣化が進みます。
もしかしたら乗るかもしれないし・・・とずっと持ったままでいると、いざ必要になった際には故障していて乗れず、売却するにも価値が落ちて、まともな金額で売却できないということが考えられます。
乗らない車は廃車にせず売却するのが正解
車に長期間乗らないと、税金もかかるし廃車するかーと廃車を考える人がいますが、廃車は圧倒的に損なので、絶対にやめましょう。
そもそも廃車にするとなると、以下の金額がかかってきます。
- 自分で廃車:5万円
- 解体業者に依頼:8万円前後
- ディーラーに依頼:8万円
自分で廃車手続きをするとなっても5万円ほどはかかるので、廃車だけは絶対にやめておきましょう。
また、廃車もせずにそのまま乗らないとなると、たとえば車の年式が13年落ちとなった場合、自動車税の課税額が増えるのでどちらにしろ損です。
長期間放置してる車はまず誰も『売れる』という発想は湧かないでしょう。
売れるかな・・・?と思ったとしても、数万円で売れたらラッキーぐらいの感覚かと思います。
しかし、長期間放置しているような車であっても、『売り方をしっかり工夫』するだけで、買取額は全く変わってくるのです。
次は車を高額で売るための『売り方の工夫』について紹介しますね。
長期放置車も高額で売却できる車の『売り方の工夫』とは?
何も考えずに売ろうとすると必ず買い叩かれるのが車。
長期間放置しているとなるとあちこち劣化していることもあるので、なおのこと買い叩かれやすいといえますね。
しかし、そこで必要なのが売り方の工夫です。
例えば買取店やディーラーの場合、相手と1対1のやりとりとなるため、相手の言い値で車の売却額が決まります。
そのため、言い値で納得してしまった場合、それが本当に相場の最高額かどうかはわからないのです。
それどころか、「長期間放置したせいで、あちこちガタがきてますね・・・」といった難癖をつけて買い叩こうとしてくる可能性もあるでしょう。
では一括査定の場合はというと・・・
一括査定の場合はサイトを通して複数業者に査定を依頼します。
各業者は車を買い取った後、再販することで利益を得ているので、必然的にあなたの車を自社で買い取ろうと競争になります。
そのため各業者が競争した結果、売却額がどんどん上がり、結果としてあなたの車が高く売れるということですね。
このように、一度査定に出せば価格競争が起きて買取額が上がりやすいというのが一括査定の一番のメリット。
次はこの一括査定サービスで当サイトおすすめのサービスをいくつか紹介しますね。
乗らない車売却に最適!
一括査定サービスランキング
1位 ナビクル車査定
ナビクル車査定のポイント
- 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
- 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
- 運営元がJPUCという業界の健全化を目指す団体に所属
- 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可
ナビクル車査定は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。
一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。
そのため、長期放置車といえど買い叩きはありえません。
車の売却に安心感を求める方はナビクル車査定で決まりです!
2位 ユーカーパック
ユーカーパックのポイント
- 買取業者からの営業電話が全くない。
- 最大2,000社がオークションに参加するので、買取額が上がりやすい。
- 車両情報のみで買取額が決まるので、個人情報が業者に流れない。
ユーカーパックは一括査定と違い、オークション形式の車の買取サービスです。
一番のポイントは、一括査定でよくある買取業者からの営業電話は一切なく、連絡はユーカーパックからのみ!
最大で2,000業者がオークションで競うので、ニーズが限定的な車であっても買取手が見つかりやすいのがポイントですね。
個人情報の取り扱いに敏感なかたでも安心して利用できるのがユーカーパックの魅力です!
3位 カーセンサー
カーセンサーのポイント
- 事故車の買取も他サービスに比べて積極的。
- 希望時間を伝える項目があるので、仕事の時間などを避けてやりとりが可能。
- 住まいの近くの買取業者から、複数者を競争させることができる。
- 運営会社が大手リクルートグループのため、安心して売却ができる。
カーセンサーはあの上場企業であるリクルートが運営する一括査定サービスで、事故車や商用車も査定してくれます。
また、ワケアリ車の買取に積極的な業者も登録しているので、あちこちガタがきているから売れるかどうか不安・・・という方はカーセンサーがおすすめです。
登録は90秒で完了、仕事の合間や終業後など、時間指定ができるのも魅力ですね!
ワケアリ車を安心して売りたい時はカーセンサーがおすすめですよ!
初めて車を売る方は「ナビクル車査定」がおすすめ
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業者間の相見積もりで、過去最大で65万円お得になったという実績のあるサービスです。
また、ナビクル車査定は運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした業界団体に加盟しています。
そのため不用意な買い叩きをする悪質業者はおらず、初めて車を売る方には特におすすめですよ!
乗らない車の売却まとめ
車を手放すとなるとなんだか大変なイメージですが、実際はカンタンです。
ほとんどの業者が手続き関連をまとめてやってくれますし、終わってみると思った以上に簡単だったという感想がほとんどでしょう。
車は乗らなければ完全に金食い虫になるので、当面乗らないようであれば思い切って売ってしまった方がいいのです。
現代は個人で車を所有しなくとも交通手段が豊富なので、長期間乗っていない車があれば思い切って売ってしまいましょう。