車の買取査定に影響を及ぼす4つの臭いと消臭の方法

車についた臭いは査定に影響があるのでしょうか?

結論からいうと大きく影響があります。

車を査定に依頼するときには傷や凹みも気になりますが、車内の臭い、特にタバコの臭いは気になると思います。

あとはペットの臭いなんかもそうでしょうか、私は犬を飼っていたので、査定に出す際はかなり消臭に気を使いました。

今回はそんな車の査定と臭いについて書いていきます。

目次

車の査定・買取に影響を及ぼす4つの臭い

査定に出す際の臭いに関する悩みでよく聞くのが4つの臭い。

下記の臭いのどれかがほとんどでしょう。

  • ペットの臭い
  • タバコの臭い
  • 食べ物などの生活臭
  • 車用の芳香剤の臭い

私のように犬を飼っていれば、犬を車に乗せて運転することもありますし、喫煙者であれば車の中では当然たばこを吸いますよね。

主に上記4つの臭いによって車内は臭ってくるのですが、中でも1番面倒なのはタバコの臭いです。

アンモニアやスカトールといった強烈に臭う成分が含まれているので、4つの臭いの中でも車内のあちこちに臭いがつきます。

 

また、食べ物の臭いもそうですが、強すぎる芳香剤の臭いも車内に残ります。

これらの強烈な臭いは査定において大きく減点されるポイントです。

臭いとなると目に見えませんが、実際どのぐらいマイナスになるのでしょうか?

 

 

臭いによる査定額のマイナス影響は大きい

臭いの質にもよりますが、5万円以上減額となるケースもあります。

例えばタバコの臭いが染み付いていて、ヤニも車内のあちこちに付いているとなると7万5千円ほどの減額となります。

臭いというのはつけるよりも取るのが大変で、買取業者も臭いがついた車を再販するために、わざわざ業者に依頼するか自社工場で消臭を行います。

そのため、消臭をするにあたってかかってくる人件費や依頼料分が査定額から引かれてしまうのです。

最終的には各買取業者での判断とはなりますが、強い臭いがついた車はまず大幅に査定額が減ると考えて間違いありません。

そのため査定前に消臭は必須です!

ではどうやって消臭するのがいいのか書いていきますね。

 

 

臭いの質でやり方が違う消臭の方法

消臭方法ですが、臭いの質によって違います。

タバコの臭いなのか、ペットの臭いなのかそれ以外なのかによっても変わってくるので、臭いの原因に合った方法を取ると良いでしょう。

 

タバコやペットの消臭は掃除でなんとかなる

たばこの臭いは基本的に車内をくまなく掃除することで消せます。

たとえばフロアマットは何かとゴミカスがたまりやすいので、そこにたばこの臭いが吸着したりします。

ペットの臭いは重曹やミョウバン水を使って車内をくまなく拭くとかなり臭いはとれるでしょう。

このあたりの詳しい掃除方法は以下の記事を参考にしてください。

 

タバコやペット以外の臭いはどうすればいいの?

強い臭いを発するとなると主に上記の2パターンとはなりますが、臭いの種類はまだあります。

私が若い頃、夜な夜な毎日車内で友達と酢漬けイカと、すっぱムーチョを食べている時期があったのですが、いつの間にか酢の臭いがエアコンにこびりついたのか、夏場にクーラーをかけると車内が酸っぱい臭いに覆われるという事件がありました。

本当にもう運転席や助手席にいると、酸っぱい臭いが顔面にダイレクトアタックしてくるので、ほんと困りました・・・

友人の車だったのですが、結局誰が一番酢漬けイカを食べたかで口論になった経験があります。(あの頃は若かった・・・)

このように、臭いの強い物が車内にあるとエアコンに臭いが移ってしまい、改善するにはフィルター取り替えが必要になります。

普段車の中で食事をされる方は、一度エアコンをつけてみて、臭いがするようであればフィルター取り替えをしましょう。

 

また、芳香剤の臭いについても同じことがいえます。

強い臭いを発する芳香剤を長時間車内に置いておくと、フィルターに臭いが吸着し、臭いが取れなくなります。

車を売却する際は、あくまで無臭がベストなので、芳香剤の臭いが取れない場合もフィルターを交換しましょう。

 

もしシートが臭うようであれば、一旦はファブリーズで済ませましょう。

ペットの臭いであれば臭いの質が違うのでファブリーズは逆効果ですが、芳香剤や生活臭レベルであれば、ファブリーズでなんとかなるケースが多いです。

いずれにせよ、臭いは消して置くのが必須なので、事前にできることはやっておきましょう。

 

 

この臭いは何の臭い?故障を疑うべき臭いと判別方法

タバコやペットの臭いでもなく、食べ物や芳香剤の臭いでもない。

何だか焦げ臭かったり、不自然に甘い香りがするなど、臭いから車の異常がわかる場合があります。

以下が主に気をつけた方が良い臭いの判別方法です。

 

症状状況/併発症状原因対処法
甘いワインのような香り走行中/室内のカーペットが濡れている場合もあり冷却水の漏れ。ホース類のヒビ割れ。放っておくとオーバーヒートに至る。早めに整備工場に。
酢酸のような鼻につく、ツンとした刺激臭走行中/夏場など暑い時期が多いバッテリーのオーバーチャージによる、電解液の気化。原因はオルタネーター(充電器)の故障。ウィンドウを開放した状態で整備工場に急行。バッテリー液は希硫酸なので、取り扱いは特に注意する。
ビニールの焦げる臭い走行中、アイドリング時配線の発火。過電流など。すぐに停車し、配線を手で触れて熱くないか点検。
ゴムの焼ける臭い走行中タイヤのトラブル。すぐに停車し、タイヤが異常に熱くないか手で触れて点検。
ゴムの焼ける臭い走行中エンジンから動力を伝達するベルトの張りが弱いとプーリーとの間でスリップ。整備工場で点検。
金属同士がこすれるような臭い走行中ブレーキの過熱やクラッチディスクの磨耗によるクラッチ滑り。整備工場で点検。
ガソリン臭走行中フューエルタンクの損傷やそこからガソリンをエンジンに送るパイプの異常。周囲の安全を確認し、停車。早急に救援を依頼する。
排気ガスの臭い走行中マフラーの穴あきなど排気システムの異常。整備工場で点検。
EVやHVで焦げたような臭い走行中モーターやバッテリーの損傷や不具合など専用測定器を備えた整備工場で点検
EVやPHVで焦げたような臭い充電中コネクターや制御系の損傷や不具合など専用測定器を備えた整備工場で点検
EVやHVでビニールが溶けたような臭い走行中配線や制御系の損傷や不具合など専用測定器を備えた整備工場で点検

引用:JAF クルマなんでも質問箱より

これらの臭いは普段の生活から発せられるものではなく、車に異常がある場合に発生するので、臭いがした場合はまず故障を疑いましょう。

運転中であれば車に乗っているだけで危険なので、すぐにJAFを呼ぶなどして対応した方が良いです。

車が故障していた場合、査定に出せば当然ながら査定額が下がりますが、修理をしてから売却となると結果的に損をする可能性があります。

故障車や不動車であっても売却は可能なので、そのまま査定に出してしまいましょう。

 

 

車を高く売るなら臭いよりも『売り方の工夫』に意識を向けること

車は何も考えずに売ろうとすると必ず買い叩かれます。

そのため車を売るなら臭いよりもまず『売り方の工夫』に意識をむけましょう。

車を売る方法は3つあり、この売り方によって実際に買取金額というのも変わってきます。

主要な売り方としては、車を下取りするディーラー町の買取店・それと一括査定ですね。

このディーラー&買取店と一括査定では車の売却の方法が大きく違い、その違いが価格に大きく影響します。

 

車を売る際の下取り・買取と一括査定の大きな違い

例えば買取店やディーラーの場合、相手と1対1のやりとりとなるため、相手の言い値で車の売却額が決まります

そのため、言い値で納得してしまった場合、それが本当に相場の最高額かどうかはわからないのです。

それどころか、「臭いが強いのでその分減額ですねー・・・」といったように買い叩こうとしてくる可能性が高いでしょう。

では一括査定の場合はというと・・・

 

一括査定の場合はサイトを通して複数業者に査定を依頼します。

各業者は車を買い取った後、再販することで利益を得ているので、必然的にあなたの車を自社で買い取ろうと競争になります。

そのため各業者が競争した結果、売却額がどんどん上がり、結果としてあなたの車が高く売れるということですね。

このように、一度査定に出せば価格競争が起きて買取額が上がりやすいというのが一括査定の一番のメリット。

次はこの一括査定サービスで当サイトおすすめのサービスをいくつか紹介しますね。

 

あなたの車を高額で売却可能な
一括査定サービスランキング

 ナビクル車査定

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ナビクル車査定のポイント

  • 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
  • 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
  • 運営元がJPUCという業界の健全化を目指す団体に所属
  • 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可

ナビクル車査定は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。

一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。

そのため、どんな車であっても不用意な買い叩きはありえません。

車の売却に安心感を求める方はナビクル車査定で決まりです!

 


 

 ユーカーパック


ユーカーパック

ユーカーパックのポイント

  • 買取業者からの営業電話が全くない。
  • 最大2,000社がオークションに参加するので、買取額が上がりやすい。
  • 車両情報のみで買取額が決まるので、個人情報が業者に流れない。

ユーカーパックは一括査定と違い、オークション形式の車の買取サービスです。

一番のポイントは、一括査定でよくある買取業者からの営業電話は一切なく、連絡はユーカーパックからのみ!

最大で2,000業者がオークションで競うので、ニーズが限定的な改造車であっても買取手が見つかりやすいのがポイントですね。

個人情報の取り扱いに敏感なかたでも安心して利用できるのがユーカーパックの魅力です!

 


 

 カーセンサー

カーセンサー

カーセンサーのポイント

  • 事故車の買取も他サービスに比べて積極的。
  • 希望時間を伝える項目があるので、仕事の時間などを避けてやりとりが可能。
  • 住まいの近くの買取業者から、複数者を競争させることができる。
  • 運営会社が大手リクルートグループのため、安心して売却ができる。

カーセンサーはあの上場企業であるリクルートが運営する一括査定サービスで、事故車や商用車も査定してくれます。

また、ワケアリ車の買取に積極的な業者も登録しているので、臭いがついているか不安・・・という方はカーセンサーがおすすめです。

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ワケアリ車を安心して売りたい時はカーセンサーがおすすめですよ!

 

初めて車を売る方は「ナビクル車査定」がおすすめ

▶▶ナビクル車査定

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また、ナビクル車査定は運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした業界団体に加盟しています。

そのため不用意な買い叩きをする悪質業者はおらず、初めて車を売る方には特におすすめですよ!

 

 

車を売る時に気になる臭いまとめ

臭いについて書きましたが、車内で臭いがするということであれば、車に何かしら異常が起きているということです。

車の査定においても、車内の臭いがきつすぎる場合は故障とみなされる場合もあるようですし、車の状態を見る一つのバロメーターとして考えるのが良いでしょう。

そのため査定に出す前には特に車内の臭いに敏感になるべきです。

臭いがある=即・減・額というわけでもありませんが、なるべく高額で売却するためにも、臭いはなるべく消してから査定に出したいですね。

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