買取査定で、いざ車を売るとなった後の車の引き渡し。
長年乗った車には思い出も沢山ありますし、名残惜しいですよね。
今回はそんな車の引き渡しのスケジュール感などをご紹介します。
引き渡しがモタつくと買取額が変わるなんてこともあるので、注意点も合わせて書いていきますね。
ちなみにまずは全体像を知りたいという方は、以下の記事がおすすめです。
[st-card id=24]目次
車の引き渡しは希望の日にちでいいの?
車を査定してもらって売却先を決めたら売買契約というものを業者と結びます。
車の引き渡し日はこのタイミングで業者と相談して決めましょう。
ほとんどの場合は自分の希望の日にちが通りますが、一般的には必要書類が揃っていると当日〜3日以内に車を引き渡します。
また、買取額の入金は車を引き渡した後になるので、入金が早く欲しい!という方は1日でも早く引き渡すのがいいですね。
前述の売買契約書にて『◯年◯月◯日に支払う』など、売買契約を結ぶ段階で支払い日は操作できますが、基本的には引き渡し日から換算して入金日は決まります。
そのため、入金はあくまで引き渡し後ということを覚えておきましょう。
査定から引き渡しまでのスケジュール感
- 1日目:実車査定・売買契約
- 2日目:必要書類の準備・車の引き渡し
- 3日目〜1週間以内:指定口座に入金
上記が一般的なスケジュールですね。
ケースバイケースですが、1日目の段階で車の引き渡しをする場合もあります。
気をつけたいのが引き渡し日がかなり長くなるケースです。
たとえば新車の納車日の都合で、査定から引き渡しまで2週間以上かかってしまう場合は、引き渡し日に再度査定が入る場合があります。
また査定〜引き渡しまで月を跨いでしまう場合も、再度査定をされる可能性が高いでしょう。
査定から引き渡しまで期間が空くと買取額が下がる
車は時間が経つごとに価値が下がっていく資産です。
特に月をまたぐと買取相場自体が変わってしまうので(悪い方に)、車の価値が下がります。
買取業者はあなたから車を買い取ったあとに、再販して利益を得るので、月を跨いで価値が下がると当然利益が少なくなりますよね。
業者もボランティアではないので、買取相場が下がる中で利益を残そうとすると、再度査定して買取額を下げざる追えないのです。
こういった背景から、月を跨いだり、2週間以上の期間をあける場合は買取額が下がると考えた方が良いでしょう。
引き渡し前に事故に会うというケースもある
@masaki_sun55 そーなんです。引渡しに2日前に車事故という。過失は8:2で向こうが大きいのだが、気に入ってた車戻らず、保険屋さんが勝手につけた査定額の8割しか戻らないって(T_T)
— tomomi (@tomomihh) 2013年11月6日
上記のケースはあまりないのですが、たとえば査定から引き渡しまでに日数があると、その間に事故に会ったりというケースもあります。
当然事故となるとその分買取額が下がりますし、最悪買取りをキャンセルになることもあります。
キャンセルとなると違約金が発生することもあるので、なるべくであれば早い事引き渡してしまうのがいいですね。
車の買取相場は日々変動するので、その日その時の相場を含めて買取額が決まります。
タイミング的に月末近辺に査定をした場合、買取額に適応される相場は翌月の相場と考えていいでしょう。
月初と月末、同じ月でも数万〜変わってくるのが車ですし、ちょっとバンパーを擦って・・・などのリスクもあるので、売るとなったら早めに査定して引き渡すのがいいですね。
引き渡し日の変更には費用が伴うことも
新車の納車が遅れたり、仕事でどうしても入り用になったりと、引き渡し日を変更したいといったケースもあります。
たとえばあなたが業者指定の場所まで車を運んで引き渡すなら、特に問題ないでしょう。(買取額の変動について相談する必要はありますが・・・)
しかし、業者が手配したレッカーで保管場所から持って行くとなると引き渡し日の変更は費用が伴うことがあります。
引き渡し日の変更は買取業者側の諸費用がかさむ
買取業者側もレッカー業者に依頼してあなたの車を運んでもらいます。
引き渡し日が変更になると、買取業者からレッカー業者に連絡が必要ですし、社内の調整などでも人件費がかかります。
またレッカー業者としても予定が狂うので調整が必要になり、そのぶんの人件費を買取業者に請求、それがめぐりめぐってあなたに請求される可能性があります。
引き渡し日を変更するとなると、あなたにも何かしらの事情があると思いますが、変更には費用が伴う可能性があるということを理解しておいてください。
費用については買取額と相殺になるケースがほとんどなので、直接的に支払いをすることはありませんが、買取額がそのぶん減るのでなるべくであれば引き渡し日は変えない方がいいですね。
また、引き渡しについては車の所有者本人ではなく、家族が代理で立ち会えばOKという業者もいます。
あなたが引き渡し当日にどうしても立ち会えない場合は、日にちの変更ではなく立会人を変えましょう。
引き渡しまで長くなるなら代車を使った方がいい
たとえば手元に車がなくなると困るという理由で、引き渡し日を長くするくらいなら代車をお願いしましょう。
現在であれば大手の買取店であれば、ほとんどが代車を用意しています。
中小の買取店だと一部代車の用意がないケースもあるのですが、一般的に名の売れている買取店であればどこも代車対応しています。
また、毎年1~3月は車の売却が盛んになるので、当該時期は代車がない!というケースもあるでしょう。
なぜこの時期に売却が盛んになるかは【車を売る時期まとめ】いつなら高く売れるの?車を売るのにベストな時期を読んでもらうとわかります。
しかし、代車がない代わりにあなたでレンタカーを借りて、レンタカー費用を買取額に上乗せしてもらうといった交渉も可能です。
ものはやりようなので、交渉次第と言ったところですが、まずは売却先を決める際に代車はあるか確認をするのがいいですね。
大手買取店の代車の対応状況については、以下の記事に書いてあるので、気になる方はあわせて読んでみてください。
引き渡し前にガソリンを満タンにしたり洗車や掃除は不要
車を誰かに引き渡す時はガソリンを満タンにしたり、掃除してから渡すのがマナーじゃない?と考える人もいますが、結論から言うとどれも不要です。
友人や知り合いに引き渡すなどの場合はガソリンの補給や掃除・洗車はマナーとしてアリでしょう。
しかし、こと買取業者に売却する場合はそれらは全て不要なので、なぜ不要なのかについてそれぞれ説明しますね。
ガソリンは業者が保管場所に持って帰れる分があればOK
車の買取業者はあなたから車を買い取った後、車の状態を見て再販経路を決めます。
この時の経路として、国内や海外に再販というのが一般的ですが、中にはパーツにバラしてパーツとして再販したり、鉄くずにしてリサイクル業者に売るといったケースもるのです。
そのため引き渡し時にはガソリンを入れる必要はなく、業者が保管場所まで持って帰れるだけの燃料があればOKです。
掃除や洗車はリスクがあり、再販時に業者でやるので必要なし
掃除や洗車をすると、途中で匂いや傷、汚れがつくリスクがあります。
買取業社が出す買取額は、あくまでその日その時点の価格なので、匂いや傷や汚れがつくと買取額が変わってしまう可能性があるのです。
また、業者側が再販する時にどちらみち掃除や洗車はするので、あなたがわざわざやる必要はありません。
査定時と同じ状態で業者に引き渡しましょう。
買取業者があなたに提示した買取額は、あくまで査定時のものなので、何かが査定した時と変わるようなことは控えた方が無難でしょう。
どうしてもやりたいということであれば、車内を掃除機で綺麗にしておくぐらいでいいですよ。
車の買取査定で車両を引き渡しする時の注意点まとめ
いかがでしたでしょうか?
車の引き渡しはタイミング次第で買取額が変わってしまうケースもあるため、売買契約を結んだらなるべく早く引き渡してしまうのがいいですね。
また、引き渡しする前にガソリンの補給や掃除や洗車は全く必要ないので、現状保管を意識しましょう。
ちょっとした傷でも買取額をマイナスにしようという業者もいるので、できれば査定翌日ぐらいに引き渡すのがベストですね。
今回は車の買取査定の『車両引き渡し』にフォーカスして注意点などをご紹介しましたが、車を売る手続きの全体像を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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