車の名義人(所有者)が変わる場合は必ず名義変更が必要です。
この名義変更ですが、変更するにしても必要な書類があったり、そしてそれらの書類を集めるためにいくらかの費用がかかります。
では変更するにあたって、トータルの料金や費用はいくらぐらいかかるのでしょうか?
今回はそんな名義変更の費用について解説していきますね。
ちなみに名義変更の方法自体は以下の記事で解説しています。
[st-card id=69]目次
車の名義変更に必要な費用
内容 | 料金・費用 |
---|---|
印鑑証明発行 | 500円〜1,200円 |
車庫証明発行 | 3,000円前後 |
住民票発行 | 200〜300円 |
申請書取得と手続き | 550円 |
ナンバープレート変更 | 2,000円 |
合計 | 6,250〜7,050円 |
結論から言うと、車の名義変更はトータルで大体6,000〜7,000円ほどかかります。
書類によっては市区町村で発行費用が変わるので、トータルも若干前後します。
車を譲り受ける際は別途、自動車取得税がかかるケースもありますが、名義変更単体で見ると6,000〜7,000円というのが一般的ですね。
ではそれぞれの書類の発行方法や料金について詳しく説明していきますね。
印鑑証明書発行の費用
印鑑証明書はだいたい500円〜1,200円ぐらいで発行できます。
各都市によって前後し、地方にいけばもう少し高くなることもあるようですが、概ねこれぐらいでしょう。
また、上記の金額は登録から発行までの料金であり、証明書の発行のみの場合はもう少し安くなります。
申請先は各市町村の役場や証明書発行センターになるので、手続き方法がわからない場合は、まず連絡して手続きの流れを確認するのがいいですね。
コンビニでも発行が可能
2016年からマイナンバーカードを持っていればコンビニでも発行が可能です。
わざわざ役所まで手続きに行くのが面倒と感じる方は、コンビニ発行がいいですね。
また、マイナンバーカードはスマホからでも発行の申請が可能なので、比較的簡単に申請ができるでしょう。
車庫証明書発行の費用
車庫証明書の発行についても、費用がかかります。
車庫証明書の発行料はだいたい3,000円前後で、これも管轄の警察署によって変わるので、確認が必要です。
駐車場を借りるなら費用がかかる
車庫証明以外にも駐車場を借りた場合は別途、保管場所使用承諾証明書に駐車場の大家から印鑑をもらう際の、手続き費用がかかります。
手続き費用は大家によって違いますが、一般的な相場としては2,500〜5,000円です。
契約先の駐車場によって費用は変わるので、車を譲り受ける際に新規で駐車場を借りる時は、事前に確認しておきましょう。
住民票の取得費用
これは最寄りの市区役所で発行できますね。
料金は200〜300円ですが、とにかく行くのが手間。
めんどくさいという方は、住基カードもしくはマイナンバーカードを使えば、市区町村によってはコンビニでの発行が可能なので、そちらを使うのが良いでしょう。
時間も朝から夜遅くまで受付可能なので、平日は仕事をしているという方は、マイナンバーカード仕事帰りに発行するのがいいですね。
指定書類の購入と手続き費用
名義変更にあたって、申請書(OCR1号シート)という書類が必要になり、だいたいどの支局でも50円ぐらいで買えます。
また、手続きの料金として500円ほどかかります。
総額で500円強ぐらいになる見込みですね。
ナンバープレートの変更費用
車の名義変更にあたって、引越しや県外に住む前オーナーから車を譲り受ける場合などは陸運局の管轄が変わります。
陸運局の管轄が変わると、名義変更時にナンバープレートの変更が必要になり、この変更に費用がかかります。
料金としては、だいたい2,000円前後が相場でしょう。
字光式の場合は費用がプラス
字光式ナンバープレートの場合は、上記の変更費用にプラス1,000円の、合計3,000円かかります。
また、希望のナンバープレートを申請する場合もプラス1,000円ほどかかるので、字光式で希望のナンバーを申請する場合はトータルで4,000円ほどかかる計算です。
ナンバープレートにそれほどこだわりがなければ、通常の変更手続きで問題ないでしょう。
[st-card id=2172]以上が普通車の名義変更にかかる費用の内訳ですが、沢山の書類を集める必要があるので、手間も結構かかりますよね。。。
車の名義変更となると、お金もかかりますし手間も時間もかかります。
そのため、面倒だったりする場合はいっそ車を売却して、名義変更をする相手側に売却額を丸々、もしくは売却額の何割かを渡すというのもスマートです。
余計な手続きを省けますし、相手からしても売却額を頭金として車を購入できるので、メリットはあるでしょう。
どうにも時間がなかったり、めんどくささが勝つ場合は、いっそ売却をするというのも手ですね。
それではここまで普通車の名義変更の費用についてご紹介してきましたが、次は軽自動車の名義変更の費用についてご紹介します。
普通車と違う、軽自動車の名義変更にかかる費用
内容 | 料金・費用 |
---|---|
印鑑証明発行 | 500円〜1,200円 |
車庫証明発行 | 500円 |
住民票発行 | 200〜300円 |
申請書取得と手続き | 550円 |
ナンバープレート変更 | 2,000円 |
合計 | 3,750〜4,550円 |
軽自動車の場合はだいたい3,700円〜4,500円ほどがかかり、普通車との最大の違いは車庫証明書にかかる費用です。
軽自動車の場合、警察署での車庫証明署発行の手数料は500円ほどですみます。
普通車より2,000円強ほど安いので、その分名義変更全体でかかる費用も安くなっています。
軽自動車の場合は、都市によって車庫証明書の提出が不要だったりと、普通車に比べて比較的手間もかからず、安価にすみますね。
またナンバープレートの変更が必要な際も、実車を持ち込む必要が無いので、この点も手間がはぶけます。
車の価格だけでなく、手続きも比較的簡単にすますことができるのが、軽自動車の魅力かもしれません。
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名義変更をすると自動車取得税がかかる
名義変更をして車をもらいうけた場合、自動車取得税が課税されるケースがあります。
さらに家族間となると贈与税もプラスで課税されるケースがあるので、名義変更には税金の支払いが伴うと考えておいた方がいいでしょう。
しかし、普通車であれば購入から6年以上、軽自動車であれば購入から4年以上経過している場合は取得税はかかりません。
また、この自動車取得税は消費税が10%に引き上げられると同時に、廃止される予定です。
自動車取得税は車を購入する時だけでなく、名義変更の時にも課税されるケースがあります。
そのため車を名義変更する場合は、車の年式が課税対象を抜けてから(普通車:6年以降・軽自動車:4年以降)手続きする方が良いですね。
どれぐらい課税されるかについては、以下の記事で計算方法をご紹介しているので、気になる方は合わせて読んでみてください。
家族・親族間で名義変更する時は費用が安くなる
家族や親族間で名義変更する時は一部費用が安くなるケースがあります。
それは車庫の場所が自宅で、同居の家族から名義を変更するケースで、ほとんどの場合、一軒家に住んでいる方が対象ですね。
具体的には条件によって保管場所使用許諾証明書が必要なくなるということです。
自宅に駐車場がある場合は手数料を省ける
自宅が駐車場の場合は、駐車場が自身ないしは身内が住まう土地になるので、保管場所使用承諾証明書が必要ありません。
保管場所使用承諾証明書の押印は大家によっては数千円ほど要求されることもあります。
この手数料がなくなるだけでも、名義変更にかかる費用が安くなるでしょう。
前述のとおり保管場所使用承諾証明書の押印は2,500~5,000円ほどかかるので、この分がなくなるのは大きいですね。
ただ家族間となると、つい名義変更せずそのまま何年も乗ったり・・・というケースが多いです。
以下の記事では家族間の名義変更の大切さについて書いているので、家族間の名義変更をされる方は合わせて読んでみてください。
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車の名義変更はディーラー代行が良いの?費用はいくら?
ディーラーでも車の名義変更は可能ですが、代行を依頼する分、必ず費用がかかってきます。
代行費用はだいたい12,000円〜30,000円が一般的で、金額に幅があるのは、書類をどこまでディーラーに依頼するかによって代行費用が変動するからです。
たとえば住民票や車庫証明などの必要書類を全てそろえた場合は、一番安い金額で手続きが可能でしょう。
このあたりは各メーカーやディーラーによって異なるので、その車を購入したディーラーへ相談するのが一番ですね。
時間がない場合はディーラーへ依頼もアリ
平日に時間が取れず、土日も忙しいなど名義変更の手続きに時間を使いたくないという方は、ディーラーに依頼してしまうのもアリです。
しかし、ディーラーや代行業者に依頼する場合は、代行する書類が増えるほど料金が高くなります。
どの書類の代行を依頼するかで、料金が変動するので、まずは相談してみるのが良いでしょう。
しかし、ディーラーへの依頼にあたっては委任状が必要になるため、どちらみち書類を書く手間は発生します。
とはいえ、手続きにかかる手間を限りなくゼロにしてくれるので、忙しい方は一考の価値アリです。
時間よりもお金に余裕のある方はディーラーに名義変更を代行してもらうのもいいですね。
自分でやるとなると、書類の書き間違いや揃い忘れもあるでしょうし、普段から車を扱っているディーラーの方が確実性もあるでしょう。
いずれにせよこのあたりは時間とお金のバランスを考えて決めるべきですね。
車の名義変更の費用まとめ
普通車・軽自動車で費用は変わりますが、概ね1万円以内にはおさまります。
ただ家族や友人など、個人間で名義変更をする場合は、費用をどちらが持つかなどの事前相談は必須でしょう。
数千円だとしてもバカにならない額ですし、数千円だからこそモメやすいとも言えますね。
お金の話となると友人間でも亀裂が入りやすいので、友人に譲るとなれば車をいくらで譲るか?の他に、名義変更の費用はどちらが持つか?に関しても決めておきましょう。
いずれにせよ名義変更には費用がかかるので、家族・友人関わらず、費用は誰が持つかを明確にしておいて損はないですよ!
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