車を買う時は一括!という人もいるでしょうが、多くの人がローンで購入しています。
しかし急な出費で返済が厳しくなったりと、どうしてもローンを払うことができないケースもあるでしょう。
ただでさえお金がなくて精神的にキツいのに、支払いができないとなると督促の電話がなったりと、踏んだり蹴ったりですよね。
しかしローンは金銭の契約となるため、払えない場合は社会的に、そして法的に相応のリスクがあります。
と、怖がらせるようなことを書きましたが、今回はローンを払えないとどうなるか?合わせて支払得ない時の対処方を書いていくので、ローンをどうしても支払えない・・・という方は読んでみてください。
目次
信用にキズがつく?ローンを払わないとどうなるのか
まずはローンを払わないとどうなるのか?について書いていきます。
支払いが滞るとローン会社から催促の電話や手紙が来て・・・と、想像する方が多いかもしれません。
しかし、その先はどうなのでしょうか?
実はローンを支払わない、支払いが遅れた場合はもっとツラい現実が待っています。
社会的信用がなくなる、信用情報機関への登録
面倒なのが信用情報への登録です。
ローンを組んだり、金銭の借り入れを行ったことがある人は皆どこかの信用情報機関に借り入れ状況が登録されています。
これは国が決めたある意味セーフティネットで、個人が借りすぎないように、信販会社や貸金会社・銀行などが個人の借り入れ状況を共有して、借りすぎを防ぐためのものです。
この信用情報機関に延滞情報が登録されると、7年間は情報が消えません。
世間で言われるブラックリストというやつですね。
そのため、一度延滞情報が登録されると、以降7年間は新規でローンを組み直したり、クレジットカードを作ったりすることが難しくなります。
注意!
絶対にローンを組んだりできなくなるということではありません。
ただし金融商品を扱い、審査を要する会社は、審査時に必ず信用情報機関の情報も参考にしなければいけないと法律で決まっています。
そのため最終的には各審査担当によりますが、ローンやクレジットカード、賃貸の審査が通る確率はかなり低くなるでしょう。
最終的には裁判となり財産が差し押さえられる
幾度かの電話や手紙の連絡が来たのち、裁判を起こされて、出廷の連絡が来ます。
この時点でほぼ財産差し押さえは確定と言えるでしょう。
信用情報機関にも情報がいっているので、どこかで借金をして一時的に賄うということもできません。
最悪の事態とも言えますね。
ただ正直ここに行くまでにローン会社と相談したりもできるので、ほとんどの人はここまで来ることはありません。
私はクレジット会社で働いていたことがありますが、正直財産差し押さえとなるケースはかなり希です。
お金の話となるとシビアな内容になるので、文面もなんだか怖くなりがちですが、基本的にローン会社などの金融会社は真面目に相談すれば一緒に返済プランを考えてくれます。
ローン会社は貸したお金に対する利子で売り上げを立てているので、資金回収を何よりも重視しています。
なので自分は毎月これだけしか返せない、その場合どういった返済プランが可能か?をまずは相談することをおすすめします。
では次に車のローンが払えない場合の対処法について書いていきますね。
車のローンが支払えない!どうすればいいの?
ローンの支払いが難しい場合、どの段階かにもよりますが、基本的には・・・
- 返済を待ってもらう
- 毎月の返済額を下げてもらう
- 自己破産する
- 他で金銭を作って返済する
この4つの方法になるでしょう。
返済が難しくなった時点で、まずはローン会社に一報を入れるのが常識ですが、返済額を下げてもらったとしても支払いが難しい場合があります。
自己破産するしかないの?するとどうなるの?
車のローンの返済が滞った場合、最終手段として自己破産という方法がありますが、これには様々なデメリットがあります。
まずは、先にも書いた信用情報機関に情報が行くので、今後7年以上は新規の借り入れができません。
また、官報という国が発行する紙面に自身の名前と住所が掲載されます。
さらに、士業や公務員、金融関係の職につくことは難しいと考えた方が良いでしょうね。
一度ゼロに戻すといっても、将来的にそれ以上のデメリットを与えかねません。
本当の最終手段は自己破産ですが、それ以外にも希望はあります。
どうしてもローンを返済できない時は車を売るべき
ローンをどうしても返済できない時は持っている車を売って返済に充てましょう。
ローン中の車は売却できないといった話もありますが、実はローン中の車でも売却して返済に充てることはは可能なので、まずはご安心を。
では、なぜ世間ではローン中の車は売れないみたいな風潮があるかというと、以下のような理由があります。
ローン中の車は売れないと言われている理由
- 車の所有者がローン会社のため売却できない
- ローンの返済中だし売るなんて無理だろうという決めつけ
ローンの返済中は車検証の所有者欄がローン会社の名前になります。
あくまで法的な車の所有者はローン会社であり、ローン完済後に所有権解除をすることで、はじめて法的にあなたの車になるのです。
なので所有権解除ができない = 車の売却ができないという認識になるということですね。
次にローン中の車の売却は無理!という決めつけですが、これはもうその人のイメージなんでなんともできないですね。(笑)
ローン中であっても、所有権解除をせずとも車は売却できるので、そこは安心してくださいね。
ローン中の車を売る時の仕組み
たとえばローン中の車を売って、ローンを一括返済する。これは割とどの買取業者でもやってくれますし、ディーラーでもやってくれます。
問題なのは残債が残る場合。
残債が残る場合でも、一部の買取業者では買取業者側のローンに組み替えることで、車の買取額をローンの一部に充当することができます。
ただ、この仕組みを導入しているのは一部の買取業者だけなので、売却の際にローンの一部に充当する形で売却したいと相談するのがいいですね。
ローンの返済をするにしても、なるべく高く売って、できればローンを完済したいですよね。
なので車を売る時は、できるだけ高く売れるようにしましょう。
では具体的にどうすれば車は高くうれるのでしょうか?つぎは車を高く売るための工夫について書いていきます。
車を高く売るなら工夫が必要
読む前の注意点:行動ができる人限定
正直『売り方の工夫』さえやれば、ほぼ間違いなく高く売れます。
車を売る方法は3つあり、この売り方によって実際に買取金額というのも変わってきます。
主要な売り方としては、車を下取りするディーラー・買取店・それと一括査定ですね。
このディーラー&買取店と一括査定では車の売却の方法が大きく違い、その違いが価格に大きく影響します。
車を売る際の下取り・買取と一括査定の大きな違い
例えば買取店やディーラーの場合、相手と1対1のやりとりとなるため、相手の言い値で車の売却額が決まります。
そのため言い値で納得してしまった場合、それが本当に相場の最高額かどうかはわからないのです。
仮にどれだけ交渉しようとしても『これ以上は上がらないです、他の買取店でも同じです』なんて言われると引き下がるしかないですよね。
では一括査定の場合はというと・・・
一括査定の場合はサイトを通して複数業者に査定を依頼します。
各業者は車を買い取った後、再販することで利益を得ているので、必然的にあなたの車を自社で買い取ろうと競争になります。
そのため各業者が競争した結果、売却額がどんどん上がり、結果としてあなたの車が高く売れるということですね。
このように、一度査定に出せば価格競争が起きて買取額が上がりやすいというのが一括査定の一番のメリット。
次はこの一括査定サービスで当サイトおすすめのサービスをいくつか紹介しますね。
ローン中の車を売るなら
ナビクル車査定がおすすめ
ナビクル車査定のポイント
- 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
- 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
- 運営元がJPUCという業界の健全化を目指す団体に所属
- 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可
ナビクル車査定(元かんたん車査定ガイド)は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。
一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。
そのため、どの業者に査定を依頼しても買い叩きはありえません。
また、中にはローンの返済中でもローンの借り換えという形で対応してくれる業者もいるでしょう。
下取りよりも最大で65万円以上、査定額が上がった例もあり、愛車を安心して売りたい方はナビクル車査定(元かんたん車査定ガイド)で決まりです!
車のローンが払えない!そんな時の対処法まとめ
車のローンの未払いは、放っておくと最終的には裁判や財産差し押さえなどのリスクがあります。
そのため返済できない場合は、なによりもローン会社にすぐに相談をしましょう。
ただし利子の関係でどうしても毎月の支払いが下がらないケースもあります。
そんな時は車を売却してローンの返済にあてるのがベターな選択といえますね。
一部の業者とはなりますが、ローンの組み替えという形で、買取額をローンの一部に充当できるので、相談してみる価値はあります。
ただ、なるべくローンの返済を減らすためにも、1円でも高く車を売るよう、売り方の工夫は実践しましょうね。