車を売る方法として一般的なディーラーでの下取り。
実際に、今乗っている車を購入した時のディーラーに相談する方も多いです。
しかし車を乗り換える場合、ディーラーで下取りをするのが本当にベストなのでしょうか?
今回はそんなディーラー下取りのメリット・デメリット、さらにどんな人なら下取りがベストなのかを紹介しますね。
具体的には・・・
- 車の乗り換えを考えているけど、ディーラーにまかせてしまった方がいい?
- どうせ売るならディーラー以外で売った方が高くつくんじゃないの?
- 同じメーカーで乗り換えるならやっぱりディーラーで下取りするのがベスト?
上記のような悩みを持っている方は、この記事を読むことで本当にディーラーに売るべきかどうかがわかりますよ!
▼ページ下部へ飛びます▼
ディーラーで下取りするメリット
上記がディーラーで下取りするメリットです。
いくつかありますが、それぞれで詳しく解説していきますね。
値引きが難しい人気車は下取り車を使って交渉することができる
人気車種かつ元々の価格が低い車は、あまり値引きされない傾向があります。
有名どころでいくとN-BOXなどの軽自動車ですが、価格が低くなくても人気車種だからという理由だけで値引きを渋られることはあります。
そんな時に今乗っている車を下取りに出すことで、より大きな値引き額を引き出せる可能性があるのです。
下取りは廃車レベルの車でも値がつくことがある
もう廃車にするしかないような車であっても、下取りに出すことで値がつくことがあります。
というのも廃車にすると、自動車税や重量税などの還付を受けることができるので、厳密にはその分が返金される形です。
また、それ以外にもディーラー側がどうしても新車を売りたくて、囲い込みの一環として下取り額をつけてくれるケースもあります。
>>廃車レベルの車でも下取りはできる!でもなんで下取りしてくれるの?
[st-card id=3166]
下取りするのに必要な書類集めをフォローしてくれる
これはディーラーで下取りするあたっての大きなメリットの一つですね。
下取りするにあたって必要な書類となると、自宅に保管しているものから新たに取得するものまで、結構な量があります。
それらの書類をどこでどのように取得すればいいかなど、ディーラーからフォローしてくれるのはありがたいですね。
[st-card id=2874]
同メーカー車を購入する場合は、下取り額を上げてもらえる
これはあくまで『可能性がある』といった内容ですが、下取り車と同一メーカーの車を購入する時は下取り額を上げてもらえるケースがあります。
今乗っている車と同一メーカー車の乗り換えということで、ディーラー側から優良な顧客とみなされての下取り額アップです。
あくまでそういう場合がある、というぐらいで考えておきましょう。
>>車下取りは別メーカーでも問題なし!でもなんで他社でも下取りできるの?
[st-card id=3163]
車が手元に無いという期間を最小限にできる
日常的に車を乗る人であれば、手元に車が無い期間を最小限にできる下取りはメリットがありますね。
だいたいが新車の納車と同時に下取り車を渡すことになります。
しかし、ディーラーによっては代車を貸してくれるところもありますし、車が無いと困る!という方は下取りがいいですね。
>>下取り車はどうする?新車が納車されるまでの下取り車の取り扱い
[st-card id=3325]上記がディーラーで下取りをした時のメリットです。
車の乗り換えに関する一切の手続きを任せられますし、車が手元から無くなることがほぼないので、日常で車が必要な人は下取りがいいでしょう。
また新車の値引きについても、同一メーカーなら下取り額をアップしてくれる可能性はありますし、値引き交渉の手段として下取りが使えたりもします。
では、反対にデメリットはどうなのでしょうか?つぎは下取りのデメリットについて書いていきます。
ディーラーで下取りするデメリット
ディーラーで下取りする最大のメリットはやはり『金額』ですが、それ以外にもあるので、それぞれ説明していきますね。
下取りは新車の購入が前提なので買取りのみはできない
デメリットと言っていいのか・・・とも思いましたが、下取りは新車の購入が前提なので買取りのみということはできません。
当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが、実際ディーラーに車を売りに来た人もいるぐらいなので、念のため。
車を売るのであれば、下取りではなく買取りですね。
>>『車売却の全知識』車を売る流れからおすすめの売却方法まで徹底解説
[st-card id=24]
下取り価格0円の場合は後がない
廃車レベルの車でも値がつくというケースをメリットの一つとして紹介しましたが、実際に下取りで0円というケースはあります。
廃車まではいかないけど、引き取るにあたって値段がつけられないというケースですね。
ディーラーから0円と言われてしまうと、もうあとは無料で引き取ってもらうか、自分で廃車にするかといった選択肢しかなく、後がない状態となります。
下取り額は国内オークション相場の底値なので安くなる
そもそも下取り額の基準は何かを知っていますか?
下取り額のベースとなるのは国内中古車オークション相場の『底値』です。
相場の最低額がベースとなるので、他の買取りなどの売却方法に比べてずいぶん金額は低くなります。
>>【車を売る方法を徹底比較!】買取り・下取り・一括査定のうちベストな方法をご紹介
[st-card id=1025]下取りの一番のデメリットは売却額が低いということです。
こればかりはオークションの底値が基準となっているので、どうしようもないことではあります。
そして0円と言われた時は後がなくなるというデメリットもありますね。
ではメリットも合わせて下取りをすべきかどうか、次は下取りがおすすめな人、買取りがおすすめな人について書いていきますね。
車を乗り換える時は下取り以外の選択肢も考える
車の乗り換え時には下取りだけでなく、買取りなどの他の選択肢も考えましょう。
前項では下取りのメリットやデメリットをご紹介しましたが、実は下取り+値引きで車を購入したとしてもそれほどオトクではありません。
というのも下取り額はベースがオークション底値でそもそも低い、そこに値引きを合わせたとしても金額的にオトクではないのです。
では金額的にオトクでなくとも、下取りに出した方が良い人はどんな人かというと・・・。
こんな人は下取りがおすすめ
- 手間や時間をかけたくない人
- 金額よりもディーラーとの関係性を重視したい人
ディーラーに下取りを依頼した方が良い人は、基本的に時間や手間をかけたくない人。
それとディーラーと長い付き合いがあり、担当との関係性を重視したい人ですね。
上記のような人であれば、お金よりも時間や人間関係の方が大切でしょうし、ディーラーの下取りを使うべきでしょう。
こんな人は買取りがおすすめ
- なるべく安く新車を買いたい
- 車を少しでも高額で手放したい
- 古い車やボロボロの車を下取りに出そうとしている
- 車を買うにしても売るにしてもなるべく得をしたい
- 車を改造してしまっている
上記のような状況やお金重視の考えを持っているなら、下取りよりも買取りがおすすめ。
買取りの場合、売り方を上手く工夫すれば、0円になるような古くてボロボロの車であっても、改造している車であっても高額で売却は可能です。
ただし、あくまでちゃんと売り方を工夫すればです。
車は何も考えずに売りに出すと100%買い叩かれるので、次は車の売り方の工夫を紹介しますね。
車を高く売るなら売り方を工夫して買取りに出すこと
さて、ここでは車の売り方の工夫についてご紹介しますね。
まず最初に、何も考えずに車を買取りに出すと間違いなく失敗します。
たとえば近くの買取り店に車を持って行ったとして、まず間違いなく下取りと同じような額を提示されるでしょう。
というのも上記の図の通り、相手からすると1対1の交渉となるので、いくらでも言い値で買い叩けます。
「これ以上(買取額を)上げるのは無理ですね・・・たぶん他(の買取店)でも同じですよ?」
なんて言われると、しぶしぶ少ない額で売るしかなくなりますよね。
なので車を買取りに出す時は、売り方を工夫できる一括査定を使うのがベスト。
一括査定サービスは複数業者に一括で査定を依頼し、業者間で相見積もりをとれるサービスです。
そしてこのサービスの一番の特徴は、あなたの車を自社で買取ろうと、各業者で勝手に競争が始まって買取額が上がっていくことです。
各業者が買取りに名乗りを挙げ、自動的に各業者で買取競争になる仕組みなので、買取額がオークションのように上がっていきます。
そのため各業者が競争した結果、売却額がどんどん上がり、結果としてあなたの車が高く売れるということですね。
このように、一度査定に出せば価格競争が起きて買取額が上がりやすいというのが一括査定の一番のメリット。
次はこの一括査定サービスで当サイトおすすめのサービスをいくつか紹介しますね。
下取りよりもオトク!
一括査定サービスランキング
1位 ナビクル車査定
ナビクル車査定のポイント
- 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
- 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
- 運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした団体に加盟
- 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可
ナビクル車査定は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。
一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。
そのため、買い叩きなどの詐欺行為はありえません。
下取りよりも最大で65万円以上、査定額が上がった例もあり、愛車を安心して高く売りたい方はナビクル車査定で決まりです!
2位 カーセンサー
カーセンサーのポイント
- 事故車の買取も他サービスに比べて積極的。
- 希望時間を伝える項目があるので、仕事の時間などを避けてやりとりが可能。
- 住まいの近くの買取業者から、複数者を競争させることができる。
- 運営会社が大手リクルートグループのため、安心して売却ができる。
カーセンサーはあの上場企業であるリクルートが運営する一括査定サービスで、事故車や商用車も査定してくれます。
また、ワケアリ車の買取に積極的な業者も登録しているので売れるかどうか不安・・・という方はカーセンサーがおすすめです。
登録は90秒で完了、仕事の合間や終業後など、時間指定ができるのも魅力ですね!
ワケアリ車を安心して売りたい時はカーセンサーがおすすめですよ!
3位 ユーカーパック
ユーカーパックのポイント
- 買取業者からの営業電話が全くない。
- 最大2,000社がオークションに参加するので、買取額が上がりやすい。
- 車両情報のみで買取額が決まるので、個人情報が業者に流れない。
ユーカーパックは一括査定と違い、オークション形式の車の買取サービスです。
一番のポイントは、一括査定でよくある買取業者からの営業電話は一切なく、連絡はユーカーパックからのみ!
最大で2,000業者がオークションで競うので、どんな車でも買い手が見つかるという点も注目ですね。
個人情報の取り扱いに敏感なかたでも安心して利用できるのがユーカーパックの魅力です!
初めて車を売る方は「ナビクル車査定」がおすすめ
▶▶ナビクル車査定
業者間の相見積もりで、過去最大で65万円お得になったという実績のあるサービスです。
また、ナビクル車査定は運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした業界団体に加盟しています。
そのため不用意な買い叩きをする悪質業者はおらず、初めて車を売る方には特におすすめですよ!
ディーラーの下取りのメリット・デメリットまとめ
ディーラーで下取りするメリットは、なによりも愛車を購入する際などに相談できる相手がいるということでしょう。
しかし、金額面では不安が残りますね。
下取りと売却ではそもそも仕組みが違いますし、オークション相場の底値を基準とした下取りは、どうしても金額は安くなってしまいます。
そのため、金額重視で売却を考えるなら下取りではなく買取り、手間や時間重視で考えるなら下取りですね!
下取りにはメリットもデメリットもあるので、総合的に考えてどちらがいいか選びましょう!