代車は借りれるの?車買取の大手8社の対応状況と代車を借りる5つの注意点

普段毎日のように車に乗る方は、ディーラーで下取りだと車がなくなることがなく、スムーズに乗り換えはできます。

しかし車を売却に出すと、新車が納車されるまで手元から車がなくなってしまいます。

ですが安心してください。車の買取店では新車が納車されるまでの代車を用意していることがほとんどです。

今回はそんな車買取の代車について、代車を用意している買取店のご紹介から各種注意点、また万が一事故にあった時の対応などを解説していきます。

 

 

目次

代車を貸してくれる買取店はどこ?主要買取店に聞き取り調査をしました!

車の買取店で主要な8社に、代車があるかどうかを聞きとり調査をしたので、その結果をまずご紹介します。

買取店代車の可否料金内容
ガリバー無料店舗によるが代車の数次第 時期の調整は可能だがあまり長期は期待しないでほしいとのこと
ビッグモーター無料店舗によるが1ヶ月以内なら貸し出しはいけるがそれ以上は店舗と交渉してほしいとのこと
アップル無料どの店舗も用意はあるが、繁忙期は空車となることもある。貸し出し期間は店舗に確認用。
カーセブン無料店舗によるが代車の数次第 期間などについては店舗によってことなる
ラビット無料どの店舗も用意はあるが、長期の貸し出しはおそらく難しい。その辺り含めて店舗と交渉してほしいとのこと
カーチス×
T-UP無料どの店舗にも代車はあるが、期間は要相談。
ユーポス無料どの店舗にも代車はあるが、期間は要相談。

上記は筆者が各買取店に電話で聞き取り調査をした結果です。

基本的にはカーチスをのぞいた全ての主要買取店が代車を用意してくれています。

ただし、代車の貸し出し期間を質問した際には、どの買取店も実際の店舗で相談・交渉してみてくださいとのことでした。

おそらくどこも代車の貸し出し期間に関しては店舗に一任している節があるんでしょう。

1ヶ月を超える長期の貸し出しを打診すると、店舗に相談してくださいと言われますが、「無理」とは言いにくいから店舗に振っているニュアンスでしたね。

そのため1ヶ月以上の貸し出しとなると、有料となる可能性もありますが、この辺りは実際に店舗に確認が必要です。

基本的にどの買取店も代車を無料で貸し出ししてくれますが、期間は長くても1月以内というのが一般的のようです。

それ以上の貸し出しに関しては、どこもレンタカーなりを提案されたので、代車を借りるといっても2週間~1ヶ月以内ぐらいで想定しておくのがいいですね。

では、次は実際に代車を借りるときの注意点について書いていきますね。

 

 

代車を借りる時の5つの注意点

代車を借りるにあたって、注意すべきことがいくつかあるので、ここでは主な5つの注意点について説明していきますね。

  • 乗り慣れた車種とは限らないので運転は慎重に
  • 代車自体に車庫証明は必要ない
  • 買取をキャンセルすると代車のレンタル料を請求される場合がある
  • 代車に乗る前には必ず傷や凹みなどの劣化部分をチェックする
  • 代車のあるなしで売却先を決めない

 

乗り慣れた車種とは限らないので運転は慎重に

代車の車種はコレがいい!と希望を聞いてくれるケースもありますが、多くの場合その時在庫がある車種になります。

そのため普段乗り慣れたSUVとは全く違う軽自動車になるといったこともあるので、普段以上に慎重に運転しましょう。

普段はここまでブレーキを踏めば止まるのに思ったよりブレーキが効かなかったなどの感覚の違いで事故に繋がるケースが多いのです。

運転の操縦感が違うと、それだけ事故に繋がりやすいので、普段以上に慎重に運転しましょう。

 

代車自体に車庫証明は必要ない

代車に車庫証明は必要ありませんが、一点だけ知っておいてほしいことがあります。

たとえば新車に乗り換える場合だと、新車を国に登録するのに車庫証明が必要となります。

その際に警察が車庫の確認で車の保管場所にくることがあるのですが、そんな時に別の車が止まっていると、自宅に聞き取りにくる場合があるんです。

もし警察が来たら、たんに今代車を借りているからと言えばOKなので、車庫証明はとくに気にする必要はないでしょう。

こういったケースがあるので、新車登録中に代車を借りている時は、自宅に警察がくることがあるということだけ知っておいてください。

 

買取をキャンセルすると代車のレンタル料を請求される場合がある

なんらかの事情で買取をキャンセルする場合は、代車のレンタル料を請求される場合があります。

買取のキャンセルとなると、何かしらの大きな事情があると思いますがトラブルに発展していることが考えられます。

もしトラブルに発展している時は、車の買取査定のよくあるトラブルと回避方法!困った時の相談先もご紹介に対応方法などを書いてあるのでそちらを読んでください。

キャンセルをするとなると、買取のキャンセル料+代車のレンタル料で10万円以上になることもあるので、安易にキャンセルだけはやめておきましょう。

 

代車に乗る前には必ず傷や凹みなどの劣化部分をチェックする

代車周りでよくあるトラブルは、傷をつけたつけてないの押し問答。

いやいや乗る前から付いてたから!と言っても聞き入れてもらえないことがほとんどです。

なので代車に乗る前には車の各場所を、日時がわかる状態で写真を取っておきましょう。

可能であれば業者も一緒にチェックしてもらって、その様子を紙やビデオで記録として残しておくと完璧ですね。

世の中には代車を返した後に傷があるから保証しろ!と言い出すサギのような業者もいるので、自衛のために記録は絶対に残しておきましょう。

 

代車のあるなしで売却先を決めない

車が手元からなくなると困るからどうしても代車がほしい!

車出勤をしていると、どうしても代車のあるなしや貸し出し期間で売却先を決めがちですが、代車があるかどうかを判断基準にするのはやめましょう。

たとえば代車を条件としてしまうと、方々の買取店にわざわざ連絡、代車があるかどうかを確認して・・・と、手間がかかります。

さらには代車があるからというだけで、安い額で愛車を売ってしまうと損なことこの上ないです。

 

代車アリで高く売るなら一括査定がベスト

代車付きという条件で車をより高く簡単に売るにはどうすればいいかと言うと、一括査定を使うことです。

一括査定サービスは一度に複数の買取業者に査定を申し込みします。

あとは連絡があった買取店に順次代車をお願いすればOKで、代車がない買取店は実車査定をその時点でお断りすればいいのです。

そうすると代車付きの業者が絞られるので、あとは各業者で相見積もりを取って最高額を出した業者に車を売れば代車付き+高額で愛車を売れるということですね。

この一括査定ですがいくつか似たようなサービスがあるので、より安心して高額で売却可能なサービスをいくつかご紹介しますね!

 

当サイトおすすめ!
一括査定サービスランキング

 ナビクル車査定

ナビクル車査定

ナビクル車査定のポイント

  • 申込み完了画面で、大体の相場を教えてもらえる。
  • 申込みは45秒で終わるので空いた時間で申込みできる。
  • 運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした団体に加盟
  • 査定額に納得がいかない場合はキャンセル可

ナビクル車査定は買い叩きが無く安心して車を売却できるサービスです。

一番のポイントは運営元がJPUCという、業界健全化を目的とした団体に加盟している点。

そのため「代車付きなんで買取額からそのぶん差し引きしますね」といった悪質な値引きをするような業者はありえません。

下取りよりも最大で65万円以上、査定額が上がった例もあり、愛車を安心して高く売りたい方はナビクル車査定で決まりです!

 


 

 ユーカーパック


ユーカーパック

ユーカーパックのポイント

  • 買取業者からの営業電話が全くない。
  • 最大2,000社がオークションに参加するので、買取額が上がりやすい。
  • 希少価値の高いオープンカーは各業者とも競りに積極的
  • 車両情報のみで買取額が決まるので、個人情報が業者に流れない。

ユーカーパックは一括査定と違い、オークション形式の車の買取サービスです。

一番のポイントは、一括査定でよくある買取業者からの営業電話は一切なく、連絡はユーカーパックからのみ!

最大で2,000業者がオークションで競うので、各社が競争となり必然的に需要が高まるようになっているので高額買取の期待大です。

個人情報の取り扱いに敏感なかたでも安心して利用できるのがユーカーパックの魅力です!

 


 

 カーセンサー

カーセンサー

カーセンサーのポイント

  • 事故車の買取も他サービスに比べて積極的。
  • 希望時間を伝える項目があるので、仕事の時間などを避けてやりとりが可能。
  • 住まいの近くの買取業者から、複数者を競争させることができる。
  • 運営会社が大手リクルートグループのため、安心して売却ができる。

カーセンサーはあの上場企業であるリクルートが運営する一括査定サービスで、事故車や商用車も査定してくれます。

提携業者数も2000社近くあり、申込時に備考欄があるので『代車希望』と書けば、自宅近くの最適な買取業者に査定を依頼できますよ。

ワケアリ車の買取に積極的な業者も登録しているので売れるかどうか不安・・・という方はカーセンサーがおすすめですよ。

登録は90秒で完了、仕事の合間や終業後など、時間指定ができるのも魅力ですね!

 

初めて車を売る方は「ナビクル車査定」がおすすめ

ナビクル車査定

業者間の相見積もりで、過去最大で65万円お得になったという実績のあるサービスです。

また、ナビクル車査定は運営元がJPUCという車買取業界の健全化を目的とした業界団体に加盟しています。

そのため不用意な買い叩きをする悪質業者はおらず、初めて車を売る方には特におすすめですよ!

 

代車を借りる・乗る時の注意点をいくつかご説明しましたが、いくつかある中でも特に注意すべき点は以下の2点です。

  • 事前に傷などの劣化部分を記録に残しておく
  • 代車のあるなしで売却先を決めない

傷などは買取り側でも気づかないこともありますし、押し問答になりやすく、モメやすいのです。

また代車のあるなしで売却先を決めてしまうと、買い叩かれる可能性が高いので、そこも注意したいですね。

ではこの代車ですが、毎年1~3月は誰もが車を売るので、当該時期は代車がなくなりやすいです。

なぜ冬〜春先にみんなが車を売るかについては【車を売る時期まとめ】いつなら高く売れるの?車を売るのにベストな時期に書いてあるのでそちらを見てほしいのですが、次はいざ代車が無かった場合の対応について書いていきますね。

 

 

代車が全て貸し出し中だった時の対処法

大手の買取店となると、繁忙期である1~3月にあわせてそれなりの代車は用意しているのですが、それでも全て貸し出し中ということはあります。

車は時間が経てば経つほど価値が少なくなるので、代車がないから売れないと躊躇していると、代車を貸してもらえる頃には買取額が下がってしまうでしょう。

なので売ると決めたらなるべく早く売るのが鉄則ですが、代車がないと困ってしまいますよね。

安心してください。ここでは代車が全て貸し出し中だった時の対処方をご説明します。

 

代車がない場合は売却時にレンタカーを代車として交渉

売却先に代車がなければ他から借りればいい。というのが結論です。

車を売却する際に売却先が代車をどうしても用意できない時は、レンタカーを自分で借りて、レンタカーの料金を買取額に上乗せしてもらいましょう。

といってもこの点は交渉が必要なのですが、買取業者側も代車を用意できないとなると渋々受け入れてくれる可能性はあります。

また、買取業者側で車の販売も行っているところは、始めからレンタカーを代替案として提示してくれるところもあります。

まとめると、代車がないならレンタカーで代用、その際の料金は買取業者もちになるよう交渉すればOKということです。

 

代車で事故にあった!対応はどうすればいい?

代車で事故にあった場合、10対0であなたが悪い場合はあなたの保険を使うことになります。

ほとんどの任意保険には他車運転特約という、他者の車で事故にあっても補償が降りるという特約がセットで付いていることがほとんどです。

そのためその特約を使って修理することになります。

等級はどうしても上がっていまいますが、自分が悪いケースは仕方ないですね・・・。

このあたりは買取業者側と相談が必要になるので、必ず上記のように自分の保険を使ってというケースばかりではないので、もし事故にあったら買取業者に対応の相談をしましょう。

 

車買取で代車は借りれるの?まとめ

いかがでしたでしょうか?

車の売却先が大手の買取店だとほぼどこも代車対応をしていますが、中小の買取店だと対応していないところもあるので、代車が必要なら大手買取店に査定を依頼するのがいいですね。

ただ、代車を借りるにしてもいくつか注意が必要で、乗る前に傷などの劣化部分をチェックして記録に残しておくのは絶対です。

傷などはモメやすいですしね・・・。

また代車のあるなしで売却先を決めるのは絶対にやめましょう。代車があるからと、ポロッと口から出てしまうと、買い叩きの原因にもなります。

なので売却するなら一括査定を使って、代車対応している大手の業者間で相見積もりを取って売るのがベストですね。

最後になりますが、この記事でご紹介した一括査定サービスをまとめてご紹介しておきますね。

本記事で紹介した車の買取サービス

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