車を高く売るなら買取や一括査定に出すのがいいのかなーと考える方も多いでしょう。
たしかに買取や一括査定は下取りなどに比べて高額で車を手放せますが、トラブルが多いのも事実。
今回はそんな車の買取査定でよくあるトラブルと、未然に防ぐ方法をご紹介します。
目次
車買取でよくある3つのトラブル
買取査定でよくあるトラブルとしては・・・
- 電話が多い
- 業者が帰らず強引に買取される
- 二重査定による減額
この3つが圧倒的に多く、国民生活センターへの相談も多いです。
ただ多いといっても実際トラブルに見舞われた人たちはどんな印象だったのか、ここでは3つのトラブル事例それぞれに対して、SNSや国民生活センターから声を集めてみました。
車買取はとにかく営業の電話が多い
昨日ネット査定申し込んだら直後からものすごい勢いで知らない番号からかかってきた。怖すぎて全部着拒設定してる。まじでネット査定やめた方がいいよ。電話orメールでとか書いときながら9割電話だから。
— えむ♥ (@TDR_daisy) 2019年1月21日
3社に査定に来てもらいその中で一番高く買い取ってくれる所に決めました。
ゼロと言われてたのが結果5万ちょいになりました? 初めて一括査定利用しましたが、オススメです。ただ、鬼電話は覚悟してください?— Island (@aloha737351) 2019年1月25日
ナビクルで車の無料査定したらえげつない勢いと量の電話かかってきたんだけど
普通に迷惑だわ pic.twitter.com/2AghAGm90c
— SR (@SR555913333315) 2019年1月17日
車売る時どーしらたーって友達に相談して一括査定も視野に入れたら?って言われて最初電話鳴りっぱなしだからなぁって渋ったんだけど結局一括査定やってみたら案の定電話が鳴りっぱなしでもうほらなって感じ
— みそぱん( •́ฅ•̀ ) (@rabbibrella) 2019年1月10日
どれほど電話が多いか、画像付きでSNSにあげている人もいますね。
実際一括査定サービスのサイトにも『申し込み後に電話が嵐のように来ます』なんてことは書いていませんし、書くはずもないでしょう。
なので何も知らずに申し込みした人からすると、いきなりバンバン電話が来て恐怖を感じるという方もいるということですね。
ただ、中には0円と言われていた車が5万円になったという話もあるので、電話はたくさん来ることは間違いないのですが、高く売れるというのも間違いはなさそうです。
電話が嫌いな方は個人情報なしである程度買取額を調べることはできるので、下記の記事を読んでみて下さい。
>>車の査定をネットで個人情報の登録なし・完全匿名でやるたった一つの方法
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業者が帰らず強引な買取をされる
車の買取業者が家にピンポンしてきやがった( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)
なかなか帰らないし怖かった— えぬわん (@Ryouta_NS1) 2017年5月15日
昨日「中古車一括査定!」てサイトに申し込んだら計30以上の業者から電話かかって来てうんざりなう( ´・ω・)
来たら来たでどいつもこいつも帰らないし( ´・ω・)— DTA (@hexl69_) 2012年10月13日
車査定、本日終了~!
どこも言うこと一緒でなっかなか帰らないので正直辟易した!
少なくとも金額的に即決はしないと言ってるのだから、長時間食い下がれば食い下がるほど印象が悪くなるってわかって欲しい………
「この場で決めてくれたら!」って、一番胡散臭い台詞だよ?— いな (@ina_umeko) 2015年11月7日
今日は朝から晩まで休む時間なく車の査定対応 全部で7社見てもらった(最後のはまだ継続中) 今日すぐ売ってくれないと帰らないぞ!みたいのもいて色々だ 一つ言える事は良し悪しは会社の規模ではなくそれぞれの担当者次第だなと、、当たり前か
— hgyk10 (@hgyk10) 2012年10月7日
2つ目のトラブル事例は『営業が粘ってこちらが売却を決めない限り帰らない』という事例。
即決しないから!と言っても、なかなか帰ってくれないんですよね・・・
『他社よりも絶対うちの方が高いんで!』『今日ここで決めてしまいたいんです!』っていやいや、それアンタが決めたいだけでしょ・・・ってなるやつです。
実際ツイッターにもこういった不満が上がっているので、営業が帰らないというのは本当のことなんですね。
二重査定による減額
二重査定というのは、一度査定をして買取額が決まったあと、業者に車が引き取られた後に傷などが見つかって買取額が変動することです。
先日売却したBRZが二重査定をされてしまい怒り心頭です?
1週間たった後に事故車ですので減額とか言われても…
水没とかメーター改ざんならしかたないですが…中古で買った旨や内外装の傷は包み隠さず話したんですけどね…
プロの査定師なんだからその場の査定でしっかり見極めて欲しかったです
— リリス (@lilithsan) 2018年10月17日
ビックモーターに車を買取ってもらったけど、入金後にまさかの減額請求…
不備が見つかったからその分返金してくれと…
査定ちゃんとしてくれなかったんだ!
だったらディーラーの方が高くうれたのになぁ(ꐦ°᷄д°᷅)#ビックモーター #最悪 #怒— くまたん@ (@kumada12344) 2018年10月7日
上記がツイッターで見つけた二重査定に関するツイートですが、このほかにも国民生活センターにも相談が寄せられていました。
3年前に新車で購入した車を乗り換えるため、車検の前に売却することにした。インターネットで見つけた複数の買取業者に連絡して、店舗に出向き、車を見せた。一番高い価格を提示した買取業者(以下、事業者)と4日後に価格交渉し、220万円に決まり、売ることにした。また、別途、売却価格の変更がないことを保証するサービス(以下、買取価格保証)に20,000 円を支払って加入した。車を引き渡した3日後に事業者の担当者から電話があり、「ルーフパネルの交換歴が判明した。知っていれば買い取らなかった。車を返すから代金を返してほしい」と求められた。「お客様の事故、メーター改ざん、水没以外はすべて事業者が負担する」と言われて「買取価格保証」を申し込んだのに、話が違うので承服できない。後で思い出したが、過去に雪害でへこんだルーフを保険で修理したことがある。商談中、「事故は起こされましたか」と尋ねられたが、駐車している車の屋根に雪が落ちたことを「事故」と思わなかったので、申告していない。
上記内容をまとめると
・買取業者と売買契約を結んだ。
・同時に買取額の変更がないことを保証する有料契約もした。
・数日後に修復歴が判明したので業者から買取拒否と言われた。
上記のように買取額の保証をする有料の契約をしたにも関わらず、あとから買取拒否という事例も。
買取額保証の契約を結んでいるから減額ができないので買取拒否と・・・いやヒドイですね。。
本当に売る側も忘れていて、業者も査定時に見つけられず、買取保証の契約もなし・・・ということであれば致し方ありませんが、保証契約をしておいて、それをナシにしようとしてくるケースもあるということですね。
トラブルを回避するなら事前に知識や知恵を身につけること
ここまでよくある3つのトラブルをご紹介しましたが、これは氷山の一角と言ってもいいでしょう。
車は年間に数十万台の取引がされているので、私たちの知らないところで起きているトラブルはもっと多いのです。
しかし、車の買取査定に出すとそういったトラブルに会うから・・・と諦めてしまうのは早いです。
高く売れるのは事実ですし、事前に知識や知恵を身につけることで、確実にトラブルは回避できます。
次はよくあるトラブルを回避する方法をお伝えしますね。
車買取でよくあるトラブルを回避する方法
車の買取査定のトラブルを回避して、「高く売れる」というメリットだけを得る方法はあります。
ここではトラブルの回避方法をそれぞれご紹介しますね。
- 電話が嫌な人は電話がほぼない買取サービスがおすすめ
- 帰らない業者には法的手段を取る
- 二重査定は契約内容の確認を忘れないこと
- 業界団体お墨付きのサービスに申し込む
トラブル回避①:電話が嫌な人は営業電話のない買取サービスがおすすめ
車の買取査定で営業電話がほぼないサービスは存在します。
それはユーカーパックと車買取・査定の窓口というサービスです。
ユーカーパックは個人情報が業者に漏れない買取サービス
ユーカーパックは電話番号や住所など、個人情報が業者に漏れない買取査定サービスです。
申し込み後、連絡などのやりとりは全てユーカーパックとあなたで行うので、営業電話が鳴り響くといったこともありません。
電話が嫌!でもなるべく高く売りたいという方はユーカーパックがおすすめなので、以下の記事を合わせて読んでみてください。
>>【ユーカーパックまとめ】営業電話が一切ない新しい車の買取サービス!
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車査定・買取の窓口は高価買取できる業者を1社だけ紹介
一般的な一括査定は複数の業者に査定を申し込みするので、どこか一番高く書いとるかの交渉はあなたがやることになります。
しかし車査定・買取の窓口は『そもそも一番高い額で買い取れる業者のみ紹介』してくれるサービスです。
高額買取してくれる業者とだけやりとりすればOKなので、電話が鳴り響くことや交渉をすることなく車を高額で売却できます。
一括査定系は電話が多いから躊躇する方もいますが、一括査定では賄えないニーズをついた電話のない買取サービスは存在します。
今のところ上記2つが営業電話がなく、やりとりは1対1、でも高額で売れるというサービスです。
とにかく電話が嫌だ!電話が怖い・・・という方は、そもそも電話が少ない買取サービスがおすすめですよ。
トラブル回避②:買取査定で帰らない業者には法的手段をとる
法的手段を取ると言うとなんだかすごい方法を取るイメージですが、そもそも以下のような法律があることは知っていますか?
事業者は、訪問購入に係る売買契約の締結についての勧誘の要請をしていない者に対し、相手方の自宅等で売買契約の締結について勧誘をし、又は勧誘を受ける意思の有無を確認してはいけません。いわゆる飛込み勧誘や、単に相手方から査定の依頼があった場合に、査定を超えて勧誘を行うことは、法に抵触することになります。
つまりあなたがまだ売る気がないのに、査定を超えて勧誘するのは法に抵触するということですね。
上記の内容と不法占拠である旨を伝えましょう。
最悪のケースは警察を呼ぶことですが、警察を呼ぶような状況になるようなことはまず無いのでご安心を。
決めてもらえるまで帰りません!みたいな事を言う業者には、上記の法的根拠を提示してください。
そもそも納得できる高い金額なら即決するんですけどね。
納得できないから渋ってるのに、買取額アップもしてこない業者は早々にお帰り頂きましょう。
トラブル回避③:二重査定は契約内容の確認を忘れないこと
二重査定を回避するなら買取契約時に、あらかじめ契約内容を細かく確認しましょう。
ここでは主要なポイントの注意点をお伝えしますね。
買取額
買取額の額面だけを考えるのではなく、なぜこの金額なのか?内訳を確認しましょう。
また、自動車税の還付分などが含まれているかどうかは必ず確認を。
見積もり段階であれば、見積もりの有効期間を聞いておくのも忘れないようにしたいですね。
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支払い期間・支払い方法
いつまでに支払いが必要か?そして支払い方法は引き落としなのか振り込みなのか等、金銭にまつわるので、確認しておいて損はないでしょう。
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引き渡しについて
車を引き渡す場所や日時についても再三確認を。
取りに来てくれるのか、持ちこまないといけないのかで変わりますし、持ち込みになるなら万が一途中で事故が起きたらどうなるかも確認して起きましょう。
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名義変更など所定の手数料について
名義変更代行費やレッカー費など、実は買取額に含まれているケースがあるので確認をしましょう。
交渉次第では手数料関係を全く無料でやってくれるので、含まれているのかどうか?含まれていればそれらを無料にできるのか?を聞くのがいいでしょう。
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瑕疵担保責任の適応期間・範囲について
瑕疵担保責任ってなに?という話ですが、わかりやすく言うと以下のような内容です。
瑕疵担保責任とは?
お金が発生する売買契約で、売り買いしたもの(ここでは車)に普通では発見できないような重大な欠陥(事故歴など)が発見された場合に、売却者(あなた)が、買い手(業者)に対して負わないといけない担保責任のこと。
業者が車を買い取った後に、買取額に大きく影響する事故歴などが見つかった場合は、その分減額しますよといった内容ですね。
車を売る時は上記のような瑕疵担保責任というものが発生します。
この法律を使って、あとから減額してくる悪質な業者もいるので、契約時には瑕疵担保責任が発生するのはいつまでか?その際の適応範囲はどこまでか?について確認をしておきましょう。
前述のトラブル事例のように、業者によっては買取額保証サービスもあるので、加入するのもいいですね。
契約後のキャンセル可否と内容
やっぱり車を売るのはやめた!もしくは他の業者に売りたいとなった時に、キャンセルは可能かどうかを確認しましょう。
また、キャンセルが発生するのであれば、有料 or 無料なのか?特定の期間があってそれを超えると有料なのか?など、内容についても詳しく確認して起きましょう。
なお、主要な大手買取業者のキャンセル状況は以下の記事でご紹介しているので、気になるかたは読んでみてください。
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保証サービスについて
トラブル事例にもあったように、業者によっては買取額の保証サービスがあるので、加入するのであれば内容の確認は必須です。
買取額に絶対的な変動がないのか、もしくは一部分で事故形跡が見つかった場合のみ買取額が保証されるのかなど、サービスによって内容は違うため、確認は必須です。
また、業者側からキャンセルしたい旨を言える契約かどうかも確認しておきましょう。
いくつか細かく説明しましたが、契約書は基本的に業者側が用意をします。
基本的には法律がベースとなりますが、あとは業者側に都合が良い内容なので、事細かくチェックするのは必要ですね。
意味がわからない内容であれば、業者に聞いて、聞いた内容を契約書に追記しておくのもいいでしょう。
トラブル回避④:業界団体お墨付きのサービスに申し込む
車の買取業界にはJADRIとJPUCという二つの業界健全化をすすめる団体があります。
JADRI・JPUCとは?
JADRIとは?
一般社団法人 日本自動車流通研究所という、中古車の円滑な流通を目指す団体です。
一括査定サービスのようなサービス事業者ではなく、買取業者向けの業界団体で、会員からの紹介がないと加盟できないという厳しい審査があります。
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JPUCとは?
一般社団法人 日本自動車購入協会という、車の買取業界全体の健全化を進める団体です。
JPUCはユーザー向けに相談室を設けていたり、買取業者や各種広告のガイドラインを設けているなど、ユーザーに寄り添った運営をしています。
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この業界団体に加盟している一括査定サービスや、買取業者に売却を依頼するのが安全です。
どんなサービスや業者が加盟しているかは【2019年版】安心・高額で車を売るための車査定・車買取おすすめランキングでご紹介しているのですが、長くなるので1番おすすめのサービスだけご紹介しますね。
安心して高額で車を売るなら
ナビクル車査定がおすすめ
ナビクル車査定のポイント
- 査定を申し込んだ時点で、大体の相場を教えてもらえる。
- 申し込みは1分以内に終わるので、手間がかからない。
- JPUCという車買取業界の業界健全化を目的とした団体に加盟
- 運営元がJPUC加盟、提携業者の95%がJPUC加盟済み。
- 一括査定で最もシェアがあるサービス。
- 査定額に納得がいかない場合はキャンセルも可能
ナビクル車査定は、最大10社に見積もり依頼が可能で、車を下取りするより平均16万円お得になるサービスです。
申し込みも45秒のカンタン入力!
運営元がJPUCという、車買取の業界健全化と発展を目的とした団体に加盟しているので、悪質な業者にあたることもありません。
買取業者の見積もり額が最大で65万円ほど上がった例もあり、どこに申し込もうか迷うのであれば、とりあえずはナビクル車査定がおすすめですね。
車買取の名義変更トラブルは事前相談がカギ
上記3つのよくあるトラブル以外に、たまにあるトラブルとしては、名義変更関連のトラブルです。
毎年4月1日時点の所有者に自動車税は課税されますが、3月に売却したにも関わらず、業者の名義変更手続きが遅れて、自分に自動車税が課税されてしまうというケースですね。
これは買取前に相談しておくのがベストで、売買契約書に記載がなければ営業担当に一筆貰っておくのがいいでしょう。
悪徳な業者の場合、わざと名義変更を遅らせて、こちらが支払おうと仕向けるところもあるので、事前にもし遅れた場合はどちらが払うか?自分が払う場合は補填してもらえるのか?について確認するのを忘れずに。
もしトラブルが起きてしまったのであれば、まずは買取業者の本部に連絡をします。
その時に注意してもらいたいのが、お金が関わる問題なので感情的になりがちですが、「返せ!」とばかりに要求してしまうと、相手方に無理やりに金銭を要求されたと思われる危険性があります。
あくまで冷静に、まずは相談ベースから相手方と交渉をしましょう。
どうしても納得いかないのであれば、後述する「然るべきところに相談を」の項目を読んでみてください。
ガリバーの車買取のトラブル事例
ここでは大手買取業者である、ガリバーのトラブル事例をいくつかご紹介しますね。
ネット上となると、自演口コミなども存在しますが、その中で一番本音が出やすいツイッター上にあるトラブル事例を集めてみました。
昨日の夕方から夜に会社携帯にガリバーとビックモーターからアホみたい電話きてた。不快。
電話したらビックモーターはなんで、電話したかわからんとか言うし、ガリバー の担当は謝罪の一つもないし超不快だわ。
てか電話番号間違えてるぞ九州のどっかの松田。— ニャハ (@nyaha_t7s) July 22, 2019
ガリバー買取査定最悪。価格が付きません、次のお車はお探しですか?もうガリバーで中古車買えって言うのが見え見えで嫌な気持ちにしかならなかった
— やさぐれ (@sallymayoi) May 20, 2019
うちの親も車を売ろうとした時に、ガリバーの対応は最悪だと言ってた。他の店も探しますと伝えたら今ここで決めてくださいって店員にしつこく引き止められて困惑したそう。結局、最初に顔を出した「あ、他の店も見てきてくださいどうぞどうぞ」と言ってくれたアップルで売却した。
— つるがさん (@puyoringo38) January 22, 2019
上記がガリバーのトラブル事例です。
これだけ見ると「え?ガリバーってトラブル多くない?」と思われるかもしれませんが、あくまでトラブルの事例を出しただけなので、実際ガリバーを利用されて満足している方も大勢います。
また、SNS上の口コミという性質上、どうしても良い評価よりも悪い評価の方が書かれやすいという点もありますね。
ガリバーを運営しているIDOM株式会社が、車買取業界の自浄を目的とした業界団体に加盟しているので、信頼できるサービスであることは確かです。
トラブルを自分で解決ができない時は然るべきところに相談を
これまでトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介しましたが、そうはいっても悪質な業者に当たる可能性は全くゼロになるとは言い切れません。
交通事故のようにあなたは全く悪くなくても、相手の業者が悪質な場合もあるのです。
なのでもし何かあった時のために、ここでは各相談先をご紹介しますね。
- 国民生活センター
- JPUC
- 弁護士
国民生活センター
国民生活センターは簡単に言うと消費者センターの大元といった感じです。
消費生活の中で個人と会社の間で生じたトラブルの解決やクレームの処理など、国民の生活を守るための独立行政法人です。
国民生活センターは、消費者問題・暮らしの問題に取り組む中核的な実施機関として、消費者・生活者、事業者、行政を「たしかな情報」でつなぎ、公正・健全な社会と安全・安心な生活を実現します。
上記のように、悪質な業者から消費者や生活者を守る取り組みも行っているということですね。
国民センターでは車の売却関連のトラブルも扱っているので、トラブルに巻き込まれた場合は相談してみてください。
連絡は平日なら11時~13時、土日は10時~12時と13時~16時なら電話相談が可能です。
JPUC
先ほどご紹介したJPUC(一般社団法人 日本自動車購入協会)でも電話相談を受付ています。
JPUCは車の買取業界のルールや規制を作っている団体なので、買取業者や一括査定サービスを使って困ったことがあれば、電話相談に乗ってくれます。
時間は平日の9時~17時に対応しています。
弁護士
にっちもさっちもいかず、法的な手続きになるということであれば弁護士に相談をしましょう。
弁護士に相談するような自体になるのは非常に希ですが、最悪の相談先はやはり法律のプロです。
ただ、相談するにしても相談料を取られるので、金銭的にキツい方は法テラスなどの無料で相談できるところに電話するのがいいですね。
基本的になにかトラブルがあれば、国民生活センターに相談するのがいいでしょう。
そこで話を聞いてもらい、センターの担当者から弁護士に依頼した方が良いと勧められてはじめて弁護士を検討するのがいいですね。
国民生活センターの他にJPUCも相談窓口を開設しているので、国民生活センターと合わせて相談するのもいいでしょう。
トラブルはないに越したことはないのですが、いざ巻き込まれた場合は適切なところに相談してくださいね。
車買取のよくあるトラブルと回避方法まとめ
いかがでしたか?
よくあるトラブルやそのトラブルの回避方法、トラブルに巻き込まれた際の相談先をご紹介しました。
営業電話や無理やり買取りなど、車の買取査定は高く売れますがたくさんのトラブルが潜んでいます。
ですがそれらのトラブルを未然に回避する方法があるので、ちゃんとやれば「高く売れる」というメリットだけ享受できるのです。
なので車を売るなら一括査定系、とくに業界団体お墨付きの『ナビクル車査定』を使うのがいいですね。
車を高く売りたい!でもトラブルに巻き込まれたくない!ということであれば、事前に知識や知恵を身につけて、賢く車を売りましょう!
最後に本記事でご紹介した買取サービスを一覧でご紹介しておきますね。